
アジアに住み、生活していると、世の中の格差が拡大していることを感じます。巨大な超高層ビルが建っている街の片隅で、
まだ幼い少女は学校にも行かず、生活のためにゴミ置き場の中でひとり悪臭に耐えながらペットボトルを集めています。


彼女は、どんな思いでゴミを集めているのだろうか?
子供が日中に生活のためにゴミを集めるのではなく、好きなことをやって、食事や生活に困らない社会を作るには、
私たちは何をするべきだろうか?
その解決策の1つとして、私たちはITエンジニアを無償で育成することを、事業の中核としました。 学校で教えられる基礎的な知識だけではなく、プロフェッショナルとして働くためのITスキルを習得することを目標としています。 一般的な職種よりも待遇の良いITエンジニアとして働けるようになれば、経済的な問題は迅速に解消できるでしょう。
必死の思いで家族のために働いているアジアの若者たちが、ITエンジニアとしての報酬を得られるようになれば、
いつか必ず写真の少女のような立場にいる子供たちやその家族を支援する人たちにも届くでしょう。
だから私たちは、それを実現したいのです。 超フラットな組織で、豊かさを共有するITエンジニアの会社。
経済的な理由や、地理的な理由などで、ITエンジニアになりたくてもなれないアジアの若者に、
プロフェッショナルとして必要なITスキル習得の機会を届けるのです。
私たちが解決したい問題は、もう1つあります。 DX推進で困っている日本の中小企業は、本当に沢山あることです。
多額のシステム導入費用を支払ったのに、適切なシステムを構築できなかったり、
運用してみたら問題だらけで、システム導入前よりも業務が煩雑になってしまったり、
事業構造の変化でシステムを変更したいのに、変更コストが高額すぎて我慢するしかないようなパターンばかりです。
長い期間、システム開発会社や製造業のシステム部門で働いてきた私たちは知っています。 DX成功のポイントは、人作りです。
「自社の業務とシステムの、両面を熟知した人材を育成すること」
このことが、これからの時代に必須となるDX成功の重要なポイントです。 システムは作るまでに労力が必要と考えていらっしゃる経営者の方が多いです。 でも、正しくは、システムをどう運用するか? そのことの方がもっと重要です。
特に製造業であれば、一度導入した基幹業務システムは、10年は使うことになるでしょう。 システムを作る時も、もちろん重要ですが、システムが稼働した後のメンテナンスも重要です。
製造業にとっての基幹業務システムは、自社の競争力の源泉となるべきシステムです。 そのシステムは、現場担当者、経営者、ITエンジニアの3つ視点で終わりなき改善を遂行する基盤となるべきです。 だからこそ、自社の業務とシステムの両面を理解した人材の育成が必須です。
私たちF3Engineersは、お客様のシステム部門としての立場で、システム導入や運用を支えたいと願っています。 会社や組織といった古い価値観のボーダーラインを超えて、自分の家族や友人のように、その会社のDX推進を支援したい。 その先には、必ず成功したDX推進の状況が訪れると信じています。
やる気溢れるアジアの若者たちと一緒に、DXを推進しませんか?